ハートフォード生命、団塊世代を中心に「セカンドライフ」に関する調査結果を発表

 「『セカンドライフ』で絶対にやっておきたい・これをやらないと悔いが残ると思うもの」を聞いたところ、「沖縄で海を眺めながらの暮らし」(団塊男性)、「ベストセラーを書く」(団塊上男性)、「学校生活での恩師やクラスメイトとの同窓会」(団塊下男性)、「ラスベガスでギャンブル」(団塊女性)、「水泳のクロールを泳げるようになる」(団塊上女性)、「ボランティア活動など社会との関わり行動」(団塊女性)など、趣味に関わることから、体験型のもの、普段できなかったちょっとしたことの実現など、十人十色の回答となった(Q1)。

 また、その「『セカンドライフ』で絶対にやっておきたいものにお金をいくらかけたいか」を聞いたところ、やりたいことによって、かける費用も様々であるが、「1000万円以上」と、相当額の投資を考えている人が10%程度存在していることがわかった(Q2)。

 どんなことに1000万円以上をかけたいかについて自由回答を見てみると、海外ロングステイ、世界一周クルーズ、転居など旅行関係と住まい関係が多く挙げられたが、中には「自給自足の気ままな生活(団塊上男性)」、「妻の老後の生活基盤を確保しておくこと(団塊上男性)」、「源氏物語を写真で再現(団塊男性)」、「起業(団塊下女性)」、「これまでの取り組みの中で掴んだノウハウを、形のあるものとして、人々に伝えること(団塊下男性)」など趣味や社会貢献的活動に関する答えも見られた。
 団塊世代を見てみると、男性では「お金はかけない/かからない」が24.4%と最も多く支持され、女性では、「10万円以上100 万円未満」が25.4%と最も多く選ばれた。何かと注目される存在である団塊男性の意外に堅実な姿が浮かび上がる結果となった。

日経プレスリリース - 2006年12月20日