自動車保険や医療保険をめぐる不払い問題、各社は火災保険も調査

自動車保険や医療保険をめぐる不払いの問題がくすぶり続ける損害保険業界では、金融庁の要請を受け、今度は火災保険についても調査することになりました。
火災保険をめぐっては、建物の評価額が下がっても新築当初の高い保険料を取り続けたり、燃えにくいため保険料が安いはずの、いわゆる「2×4」住宅で割引を適用しないなどの不適切なケースが明らかになっています。
日本損害保険協会は、こうした問題について全社で調査を行い、4000万件あるとされる火災保険のうち、不適切なケースを来年3月までに把握すると発表しました。
ただ、この調査は金融庁の要請を受けてから始められたことに対し、「自主性に欠ける」という批判も出ています。

テレビユー福島 - 2006年12月21日