自動車保険収入が損保6社減収

自動車保険を取り扱っている大手損害保険6社の11月の営業成績が発表されました。発表内容を見てみますと新車販売の不振のあおりを受けて、自動車保険の保険料収入は2286億円と前年同月比で1.3%減少していました。火災保険も新規の住宅着工の件数の落ち込みが響いて、全社で減収しています。火災保険の保険料収入は724億円と同3.3%のマイナスでした。

全体の保険料の収入は4839億円で、前年の同月と比べた場合ほぼ横ばいの状態です。それは自動車保険と火災保険の落ち込みを船舶・貨物保険が好調でカバーできたお陰です。東京海上日動火災保険など上位の会社が若干の増収でした。あいおい損害保険、日本興亜損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社は全体の保険料収入も減らしていました。