損保協加盟22社の正味収入保険料0.8%増・9月中間期

 日本損害保険協会が19日発表した2006年9月中間期の加盟22社の正味収入保険料は、3兆7883億円で前年同期比0.8%増えた。景気回復で主力の自動車保険が堅調だったほか、海上・運送関連の保険の伸びが目立った。

 正味収入保険料の内訳は、自動車保険が1兆7650億円で前年同期比0.6%増。火災保険は1.1%増の5162億円だった。荷動きが活発で海上・運送関連の保険は6.6%増の1398億円と高い伸びを示した。

 台風13号の被害発生に伴い、保険金支払いは2兆753億円と2%増えた。これを受け経常利益は32.5%減の1783億円、最終利益は33%減の1033億円だった。

日本経済新聞 - 2006/12/19